海軍戦略・戦術シミュレーションゲーム「Rule the Waves 3」をオーストリア=ハンガリーで、世界的覇権国家を目指してプレイした記録です。
プレイ環境
開始年 | 1890年 |
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艦隊規模 | Large |
その他初期設定 | 全て初期値 |
目標1 | 出アドリア海 |
目標2 | 地中海制覇 |
最終目標 | 世界的覇権国家 |
補足
1990年までプレイしてから記録を書いたので、事後の情報が前もって登場することをご承知おきください。
プロローグ
広大なポーラ海軍基地の一般公開区画に1隻の戦艦が停泊している。
戦艦ラデツキー。
英仏連合との戦争中、一貫してオーストリア=ハンガリー帝国海軍旗艦を務め、困難な戦争を勝利に導いた栄光の軍艦。特に、終戦直前のイギリス艦隊による本土攻撃の危機に際して、迎撃艦隊を率いその身を挺して帝国を守った武勇伝は広く知れ渡っている。
そのため、第一線を退いた後も国民からの人気は根強く、海軍がラデツキーを廃艦にすると決めた時には、海軍省にラデツキー残置の嘆願書と寄付金が殺到したそうだ。民意を汲んだ海軍はラデツキーを記念艦とし、地獄の世界大戦の折にはプロパガンダで海軍旗艦に復帰。その主砲を敵国イタリアに向け続けた。
その名残で、ラデツキーは記念艦としてありながら現代でも旗艦の務めである年中行事をこなし、戦争になれば博物エリアは兵舎に改められ主砲を港外に向けることとなっている。
僕は今、そのラデツキーに乗っている。
199X年、ドイツとの戦争が近い内に始まることを知った僕は海軍に志願。訓練の後、運の良いことに栄誉あるラデツキーに配属されたのだ。
戦争はやはり勃発し、本日より戦艦ラデツキーが戦闘配置につく。僕たち海兵は急いで展示物をきれいに片付け自分たちのベッドを用意しながら、栄光あるオーハン海軍の歴史を見た。
そこには、現役時の半分にも満たない脚力でポーラ港の守りにつこうとしているこの老齢な戦艦は勿論、近代海軍の有様が詳らかに記されていた。
【Rule The Waves 3】オーハン海軍奮闘記 第1回 開始年
1890年 艦隊規模
Large その他初期設定
全て初期値 目標1
出アドリ...