現代海軍整備計画
レーダーとミサイルの時代に向けて
フランスとの戦争が終わった1943年8月から再開です。
フランス戦からは新開発されたレーダーを搭載した艦が海戦に参加しましたが、ミサイル技術の開発も始まりました。これからは目視外からの光学兵器による攻撃が盛んになるほか、ジェットエンジンも実用化されるので現在の艦艇の中には対応できない艦もでてきます。
それらを廃艦にしつつ、急ぎ新型艦の建造を開始します。
各国海軍の艦艇保有状況を見てみると、オーハンはやはり巡洋艦戦力が不足しているほか、駆逐艦の数も全く足りていません。それらの整備が喫緊の課題ですが、新型戦艦も10年以上建造していません。
世界には17インチ砲を搭載した戦艦やLissa級よりも高速な戦艦が建造されています。Lissaは老朽化により廃艦とするほか、16インチ砲戦艦5隻を近代化改装したとしても27ノットが精々なので、旧式化したLissaを解体し新型戦艦を建造します。
艦名 | Kaiser級戦艦 |
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排水量 | 60000トン |
武装 | 17インチ砲3基9門、5インチ両用砲12基24門 |
速力 | 29ノット |
建造数 | 3隻 |
Yamato世界最大の排水量を誇るカイザー級戦艦です。カイザー級の主砲は高品質の17インチ砲で世界最強の攻撃力を持っているほか、30ノットに迫る機動力を持っています。防御力も高く、次世代の高速戦艦にふさわしい性能をしています。
3隻建造しましたが、この時代ですので2隻でも良かったかもしれません。
艦名 | Naren級駆逐艦 |
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排水量 | 1800トン |
武装 | 5インチ両用砲4基8門、魚雷発射管5門 |
速力 | 33ノット |
建造数 | 18隻 |
前回建造した駆逐艦の準同型艦ですが、期間が空いたので掲載。最新レーダーを搭載可能にすべく排水量を若干増やした準同型艦含め18隻建造します。
イタリア君、また君かぁ
1944年1月、突然イタリアとの緊張度がイエローに。またオーハンの拡張主義が気に障ったのかな?といっても、今回はハーグで高らかに演説して海軍予算を増やしただけですよ?
1944年5月、バルカンの同盟国を支援したところやはりイタリアとの緊張が上昇。
中国への派兵について慎重になるよう言っても緊張が下がりません。
1945年3月、正体不明の潜水艦が駆逐艦Zaraを撃沈しました。ハーグの国際裁判所に提訴したところ周辺諸国との緊張が上昇。あれ、みんな?
7月、オーハンの巡洋艦が違法活動中に座礁。翌月イタリアとの緊張度がオレンジになりました。
準備は全く整っていませんが、事ここに至っては仕方ありません。一部艦艇の動員、航空機の配備を開始します。
1946年4月、暫く沈静化していましたが、オーハンのタカ派政権が軍事費を増額したおかけで再びオレンジに。オーハンの政権はファシストにはなっていませんか、それでも好戦的ですね。
因みに独伊仏西がファシストになっているので、ヨーロッパは今すんごくきな臭いです。
翌月、そんなことを言っていたらイタリアが好戦的なスピーチをして緊張度を上げてきました。開戦確実ですね。
1946年12月、戦争の準備期間を経て第四次墺伊戦争が勃発しました。
アルバニアを占領します。
Capo Rizutto海戦
1947年3月14日、イタリア輸送船団がタラント港に向かっていたので襲撃、
前衛艦隊が重巡洋艦1隻で軽巡少々と心もとないので、航空隊を船団攻撃に送りたいのですが、イタリア機動艦隊を発見したのでそちらに向かわせます。
ところが、航空隊は機動部隊の方に行かず輸送船団の方へ。代わりに前衛艦隊を機動部隊追撃に向かわせます。
陸地付近まで追い詰めましたので、砲撃戦で空母2隻を撃沈しました。
輸送船も11隻撃沈しましたが、前衛艦隊が空母撃滅に向かったため7隻取り逃がしました。
シチリア海戦
1947年5月21日、再び機動部隊戦が生起。
前衛艦同士の戦いになるとこちらが不利ですので迂回。前衛艦隊も艦載機の向かう方角に全速前進です。
するとシチリア島沿岸で敵空母と接敵。海空の攻撃でまたも空母2隻を撃沈。
敵空母を沈めてもなお余裕があったので、前衛艦隊も空襲。これを撃破しました。
開戦の結果、イタリアは主力艦のほとんどを喪失。
イギリスが仲介して和平となりました。
イタリア海軍は見るも無残です。寡兵で挑むにはそれなりの戦略が必要だと思うのですが、イタリアにそれはありませんでした。
とは言え、オーハンも巡洋艦戦力が相変わらず不足していますので、不利な対面も発生していました。予算が補助艦艇に回せないのが辛いところです。
というところで、今回はここまで。